三度目の空を知らぬ彼らは
閉じた世界に何を思う?
二度目の空が閉じたあの日の
輝く月に君は何を思う?

朽ち果てた月
願いは 麗らと鳴いて
花も無く 宝玉吐き“0”は
それでも 生穿つ
知らなかったんだ

嗚 備に
時は未来を棄てて
雨月 “0”の掌を
濡らす 水は渇いたか?

いまだ 彼の子を 照らす闇
狗は 智を這う フリをして
9時の 列を讃える指
咲う  彼の子の 旅を祝う 花

irra 金の羊 春告げる鳥
林の雨に 啼けよ
現実の先を 狗が屠る

一度目の空を捨てた彼らは
美しい星を描いたんだろう?
蒼白めた夜に光を求め
僕達は何を描いてるんだろう?

儚く 淡の子のようで
小さく 霞に 消えていくんだ
宝座に 蓬けて 爪を絡ませ
冷たい 蟲毒は 首を 倦ねる

‘ Hawospnopv ag vjo qoaqmo,
cz vjo qoaqmo, gas vjo qoaqmo ’
Tanoapo tiuf...

‘ U jiwo i fsoin vjiv apo fiz
ap vjo sof jummt ag Hoashui,
vjo tapt ag gasnos tmiwot ipf
vjo tapt ag gasnos tmiwot-axpost
xumm co icmo va tuv faxp vahovjos
iv vjo vicmo ag csavjosjaaf ’
Tanoapo tiuf...

irra まだこの掌が
“0”の瀬に 濡れているなら
永い路を 歩くために
夜想に砂金を探せ

未だ 時は動かず
思いも 麗らと泣いて
轍に 猶予う夢は
奇しくも 淡の子のようで

見えるか?

こんなにも“0”は
汚れた 生に憧れて
そうだ 問う今日の月は
今でも 綺麗に
浮かんでいますか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

“零"の世界

3つめのVOCALOID作品「“零”の世界」の歌詞になります。

閲覧数:175

投稿日:2010/10/15 09:02:41

文字数:771文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました