月よ 照らしてほしいのは
私の心じゃありません
遠く離れたあのひとの
しあわせ探しの行方です

浮世 生まれて死ぬまでの
灯りも消えゆく道すがら
月下美人のまぼろしは
かなしいかなしいものでした

芽生えたゆめにも 出逢えたわけにも
季節の陰が忍び寄るほど

欠けてゆくなら 欠けてゆくまま
いっそ忘れてしまいましょうか
そんな振りなら やめてみました
此処で私は石になります

好きのひとこと 言わずとも
二人を隔ててしまうのも
遠く遙かな昔から
決まっていたことなのでしょう

描いた期待と 選べた未来の
坩堝でひとり 素知らぬ顔で
あなたを 今夜も

満ちてゆくまま 満ちてゆけたら
いまはしあわせと言えましょうか
虫がよくても たった一度の
月下美人の咲くわけを

欠けてゆくなら 欠けてゆくまま
いっそ忘れてしまいましょうか
そんな振りなら やめてみました
此処で私は石になります

月よ 照らしてほしいのは
私の心じゃありません
遠く離れたあのひとの
しあわせ探しの行方です

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

【曲募集】月下美人の咲くわけを

よろしくお願いします。

閲覧数:469

投稿日:2021/09/16 06:42:34

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました