宙に浮いた積み木を見つけた
無造作に置かれた積み木を近づけ
周りにどんどんくっつけていく
どこまで大きくしても構わない

上に置いても下にぶら下げても
積み木はしっかりそこから離れない
面白くなって幾つも繋げてく
形は自由にどこまでも自由に

ある時はお馬さんある時は音符
ある時は三日月にある時は大蛇
なんにでも変わってなんでも作れる
そして思ってみた動いたら良いのに

そしたらビックリ馬はいななき
音符は飛び跳ね三日月が笑って
大蛇が体をウネウネ這っていく
飛び上がって喜んでいたんだ


宙に浮いた積み木に今度は
幾つも繋げて人の形にして
とても髪の長い女の人にしてみた
口の前に小さな音符を置いてみる

そしたら素敵な声で歌ってくれた
私の手を取り一緒に踊ってくれた
そうだあなたに名前を付けなきゃ
積み木がたくさんだからフォレストね

ある時は一緒に馬に乗って
ある時は一緒に三日月に乗って
どこへでも行けて一緒に笑った
そして願ってみた人なら良いのに

そしたらビックリ光が満ち溢れ
積み木の体がドレス纏うお姫様に
輝くティアラがちょこんと載って
舞い上がってお祝いしてたんだ


お姫様になったフォレストは
ドレスのまま走って歌うのが好きで
馬の背中で良く声を響かせてた
声に合わせてお馬さんもステップして

それから毎日いつまでもフォレストは
ずっと一緒にいて積み木で遊んでた
不思議なことにフォレストは若いまま
何十年しても可愛い可愛いお姫様

年老いて動きが鈍くなっても
しっかり手を取って歩んでくれる
どこまでも一緒だよって約束して
そして考えたんだああいっそのこと

そうして静かに息を引き取って
積み木のお姫様が私に覆い被さり
次の瞬間にはもう彼女は棺桶になって
全部包み込んで文字通り一緒になった


「ありがとう私の親友へ
あなたとの約束は守るから
天国で一緒に歌いましょう」
こうして二人はいつまでも

きっといつまでも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

つみきのフォレスト

閲覧数:209

投稿日:2021/10/16 20:26:05

文字数:827文字

カテゴリ:歌詞

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