とおりゃんせ、とおりゃんせ。

初めて夢みました叶えてみたいと想うユメ
でも、それはただの甘すぎる果実のよう。

叶うためなら望みましょう。僕の心が壊れていって
あの灯りのそのまた向こう。誰も知らぬ場所へと消える。

大きなことなど望みません。「許されることない」わかってる。
だけどもこの程度くらいなら、望むことは許されないの?

流転シテ私ハ望ミマス。
間違いなどどこにもありませぬ。
きっとこちらは楽しいから
アナタも此処へとおいでませ

流転シテ二人デ望ミマス。
ぐるり渦巻く螺旋の中で
アナタの事をただ待ちます。
だらか此処まで参りませんか?

ああ、とおりゃんせ、とおりゃんせ。


やがて現実見ました叶うことのない泡沫に
でも、それでもただ謡いつづけてあがきます。

身の丈以上の願いなど望んでるつもりはないのです。
されども願うこと諦めぬ僕の想いは許されますか?

流転シテ私ハ望ミマス。
気狂いなどどこにもありはせぬ。
ほらほらこちら桃源郷。あなたも今一度おいでませ。
流転シテ二人ハ望ミマス。
夜の帳のあの空の下
一人で見るには物足りぬ。だから僕と遊びませんか?

ああ、勝って嬉しい花一匁。私は要らぬ。そう要らぬ。

瞼濡らして俯けど、それを支える影ありもせぬ。
それが世界の理ならば、僕が楽しませてあげましょう!

流転シテ私ガ望ミマス。
まがい物などではありませぬ。
こちらのほうが楽しいから、ほらアナタも今すぐおいでませ。
流転シテ二人ガ望ミマス。
独り悲しみに暮れることも、寂しさも苦しさもない世界。
そこで二人と遊びませんか?

ああ、とおりゃんせ、とおりゃんせ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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流転シテ望ム

オンガク作品にて投稿済み、流転シテ望ムの歌詞でございます。

閲覧数:192

投稿日:2021/09/07 14:10:39

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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