有紗は有珠の後ろに立って、肩に手を置く。
「殺戮型同士、仲良くしたら?」
「つまり…俺がKAITOのマスターになるって事か?」
有珠はKAITOに手を差し伸べる。
「宜しくな?KAITO」
「こちらこそ」
KAITOは有珠の手を取る。
「そろそろ、ステージプログラムを解除しないと、来るよ?」
「呼んだのかよ?あの二人を」
「うん。お互いボロボロになるだろうと思ったから」
ジジジジ
「プログラムが無理矢理壊されてる!」
「おいおい?ヤバイだろ、これ?」
パーン!!
と弾けた。
「おい、バカ双子。何ステージプログラム起動させてんだ?」
あずさが黒い笑みを浮かべている。
「仕方無かったの!」
「一般市民を守るためなんだから、良いだろ?」
「言い訳すんな!!KAITOの修理が終わるまで正座してろ」
『えー!?』
あずさはKAITOを修理し出す。
二人は仕方なく正座する。
後から来た結衣にあずさはボコボコにされたとか。
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