この頭の中には虫がいる
そいつの主食は僕のオモイデ
まるで葉っぱを食い荒らすように
僕のキオクに穴をあける
最初は些細なことだったけど
今では自分の名前も言えない
「キミは誰? 僕の知ってる人?」
訊ねる僕に泣き出すキミ

Memories Eater
ウソだよ ほんとは覚えてる
Memories Eater
例え何を忘れたって
キミのことは忘れない

キオクの穴はどんどん広がり
ついには僕から声をも奪った
口の動かし方もわからない
もうキミの名前が呼べない
頭の中で虫が嗤った
「さあ、そろそろそれも俺によこせよ」
「駄目だ、これは絶対渡さない」
一番大事なものだから

Memories Eater
ごめんね 忘れたくないのに
Memories Eater
たとえナニを忘れタって
キミのコトは忘レなイ

頭の中 嗤い声が響く
「お前が望んだ結末だ」
最後の御馳走を目の前に
虫は下品な舌なめずり

「忘れたかったんだろう?
忘れられていく自分を」

あァ 笑ってイるのハ ダれ ?

Memories Eater
アタマ ヲ ヨギル ダレカ ノ エミ
Memories Eater
ナマエ モ ワカラナイ ケレド
ソノ エガオ ガ スキ デシタ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

虫食いメモリーズ

初投稿になります。

閲覧数:102

投稿日:2008/07/05 15:41:00

文字数:527文字

カテゴリ:歌詞

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