モモちゃんたちの働く「カフェ・つんでれ」がある、区の区民ホールで、
『フォト・コンテスト』がいま、開催されている。

一般の人が応募した、いろんな写真の「入選作」が展示されているのだ。

写真のテーマは“カフェ”。
「カフェ・つんでれ」の協力で、店内の風景や、テーブル、食器など、
一般の方に、自由に写真に撮ってもらった。

●会場にミニ個展が

今回のコンテストの後援者は、グーグレ出版だ。

カフェの店長のモモちゃんは、グーグレ出版の雑誌の写真投稿コーナーの常連だ。
そこで、コンテストの会場に、モモちゃんの写真を集めた小コーナーも、作られている。

彼女が日ごろ、撮り溜めた風景やシーンが展示され、
多くの人が、足を止めている。

「ここ、モモちゃんの個展みたいだね」
展示会を見にきたテトさんとデフォ子さんが言う。
「どうもありがとう」
モモちゃんは恥ずかしそうにうなずく。
「そういえば、今日はモモちゃんの誕生日だね。いやー、おめでとう」

●きわどい激写

「うーん、ワタシも、写真を撮ってみようかな」
展示作品を見ながら、デフォ子さんがつぶやいた。

「それともワタシ、カメラマン・モモのモデルになってあげようか?」
「え?」
テトさんとモモちゃんは、顔を見合わせた。

「よぉし、じゃ、ひとつアタシが、激写しちゃおうかな」
モモちゃんが張り切る。
「けっこう、きわどい写真も撮るよー」

テトさんはつぶやいた。
「デフォちゃんのヌード?...きわどいというか...ホラー趣味ね」(´。` ) =3

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

玩具屋カイくんの販売日誌 (59) モモちゃんの激写

★桃音モモさん誕生日おめでとう!いろんな集まる、カフェ。こんな展示会があったら、ぜひ参加してみたい。

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投稿日:2010/05/22 10:14:23

文字数:657文字

カテゴリ:小説

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