星がぐるり空を回る
明けぬ夜の黒の帳
冷えた体を抱き締めて
蝋の灯火 軽く揺らめく

赤く腫れた潤む瞳
縋る目尻に伸びた黒髪
離れすぎた一人の朝(とき)を
物語るには強すぎる

さあ 顔を上げて
どれだけすれば許される?
何も言わずに 貴女は
私の唇だけを求めた

星はぐるり空を回る
明けぬ夜の黒の帳
熱いと息の愛しさと
逢瀬久しき貴女の心

互いを繋ぐ銀の糸
どこか遠くで狼が吠え
月の照らす貴女の肌が
白く艶めき 咲き誇る

ねえ 後ろ向いて
これだけしても喘ぐんだ?
甘い声聴き 私は
貴女を鳴かせて 狂わせたくて

荒い息の止む間もなく
藍色の日がまた一日
汗ばむ髪を軽く撫で
再び深く 繋がりたくて

白む東の地平線
明けぬ夜の帳開く
別れを告げるその前に
忘れないよう 瞳を閉じる
落ちる涙の思いを旨に…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「極夜の暁」(情熱Pに捧ぐ)

「白夜の黄昏」と対になる作品。
今度は男性が、極夜で女性のところに入り浸って愛する(?)という個人的にギリギリの作品。

つまり、この作品の「貴女」は『白夜の黄昏』の「私」にあたります。
「白夜~」が女性の悲しみを書いた作品ならこちらは「男性の贖罪」でしょうか。

閲覧数:151

投稿日:2010/02/11 22:30:08

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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