この絶望も涙も
さして意味のないものさ
今日も世界は完璧で
弱さなんて許しはしない

だから血を吐きながら
無理矢理前に進むのさ
それしかないと思ったんだ
これしかないと縋ったんだ

奇跡の物語とか 夢はかならずかなうとか
そんな綺麗なもんじゃないさ
もっと濁った熱い想いだ これは

魔女なんか来やしないから
一人裸足で駆け出した
ガラスの靴もかぼちゃの馬車も
無くたってこの足は動いた
石ころを踏んで皮膚が裂けたって
構わなかったんだ
あの日見た光以外
もう何も見えないや

数字とか定義とかで
頭の中に靄が掛かる
振り払っても纏わって
眠れない夜を深くする

価値なんか知らなかった頃
宝物は沢山あった
いつだったろう 失くしたのは
だけどまだ息をしているのです

選んでもらえなかったこと
まだまだ追い付かないこと
どれだけ針が回ったって
解けない呪いが首を絞めても
それでも手に残ったもの
この先にまだ見えるもの
それを信じる以外
もうどうしようもないんだ

重たい扉を叩いてくれた
あの子みたいに笑いたいんだ
だから絶望も涙も
まるで意味のないものさ

歪んだまま 子供のまま
空っぽのまま 許せないまま
私は私を生きてくんだぜ
これしかないと胸を張ってさ
魔法なんかなくても
選ばれなかった命でも
ここにいるって証が
強く輝いている
この優しくない世界にまた朝が来る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞_証[feat.GUMI]

【動画】
ニコニコ→https://www.nicovideo.jp/watch/sm38593083
YouTube→https://youtu.be/rL0h5dhmyFw

詞:anone

閲覧数:220

投稿日:2021/06/06 22:43:41

文字数:590文字

カテゴリ:歌詞

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