築き上げた高く白い壁

真っ黒なペンキで塗り潰していく小さな自分

崩されぬよう幾つも建ち上げ塗り潰す

黒く 黒く 重ねて 重ねて

いつの間にか時間は過ぎて幾年月

高く厚い黒い壁は小さな小さな砦となって僕を隠す

誰にも見せない真意の底で今も黒を重ね続ける

黒く 黒く 何処までも

寄り添う誰にも解らない

僕が築いた小さな小さな僕の牢獄

偽り隠して仮面を被る

真実は闇へ消え失せていく

そんな中でも彼女は僕の隣にやってきた

僕は彼女との間にも壁を築く

幾つも 幾つも 高く 厚く

それでも彼女は隣にやってくる

彼女も同じく仮面を被って僕に優しく微笑んだ

偽りの笑顔で 優しく 優しく

僕と彼女と 2人一緒に仮面を被ってただただぼんやり空を見つめる

変わらない空と崩されない壁の内側

僕は彼女と 真実を欺いて

 

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壁と拒絶

僕の心中は常にこんな感じです(どんな

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投稿日:2008/12/09 19:33:16

文字数:376文字

カテゴリ:歌詞

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