→霧雨 夜 [ キリウ ヨル ] ・にゃんこと音楽を愛するヲタ腐女子 ・最近がくぽにハマりっぱなしなネガティブ野郎 ・両極端でバイリバで人見知りの激しい(自称)冥王星人 ・邦ロック愛好者で音階團大好きな奴 ・でも某G盤は安置派だったりする ・兎に角細い人大好き★な変態さん - - - - - - - - - - - 高校最終学年で仮にも受験生なトラブルメーカーで御座います。 友人と創作サイトやってたりします。 で、そこに載せた詩で 「何かの曲の歌詞になったらなぁ…」 とか無謀な事を考えながら書いたものをもそもそと載せていってます。 - - - - - - - - - - - 駄文・ネガティブ・短い気がする っていうトリプルパンチなものばかりですが… 歌詞として使っていただけたら、と思いまして… 寧ろ自分で作曲すること・唄うことが出来ないので…、。 重たい詩ですが、よろしければどうぞ…。 - - - - - - - - - - - よろしければ何でも何なりとどうぞ(何
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翳した銀色に接吻(クチヅケ)を
God Of The Death ...
鈍く光る銀の月
水面に映える夜空に浮かぶ
揺れる川岸に散る桜
答えも知らず泣き喚いた
嘲笑う星々を見つめて叫ぶ
思い描いた夢は幻だった
消えぬ傷跡残して過去は過ぎ行く...紅イ月夜
-
暁の空に赤い星
連ねた音に谺する
刃を向けた其の先の貴方は
ただじっと微笑むだけ
「囁いて」
全ては総てでは無いと
言い続けた貴方の眸を見つめ
心にも無い言葉を呟いた
其の声は僕の耳元でただ蠢く...濡れた銀色
-
一緒に歩こう
心に傷なんて怖がらないで
君の傍にいつもいると約束しよう
掛けられた虹の橋を渡ろうよ
上を向いたって涙なんて零れてしまうのだから
強がったって何もいいことなんて無いんだ
空を見上げたって薄情に笑われるだけだから
弱さを隠すのが汚点だなんて思わないで
冷めた音色響かせて...軋む涙の橋を
-
解ける記憶を目に焼き付けた
戻せはしない時間のように
過ぎては現れる季節のように
忘れかけた全てさえも失くしてしまう
手に余るのは不必要か 必要か
真実なのか 嘘なのか
幽かな息を忍ばせて
空をゆっくりと消し去って
何もない世界に一人で佇む...空に浮かぶ記憶
-
目の前で散る
光の靄に包まれる
真黒な手が手招きをする深海底で
僕は色褪せた記憶に手を当てた
嘘を吐いても真実を吐いても
変わらぬものが人の中に息づくはずだ
叶わぬ夢など掴めぬ夢など
変わらぬ者なら手に出来るのだ
蠢く影が語る言葉に耳を傾け...見えない声
-
綺麗な顔立ち輝かせ
男に媚び諂う醜い性質抜け切らず
思わず緩む想いに言葉を伏せて口付を
偽善者気取りのイカれたピエロ
歪んだ微笑み仮面に乗せて
本性出さずに陰に棲む
貪欲な人に塗れた世界
脆弱な程に叫び続けるヒーローは
喉を掻いて自分を潰す...囁く呻き
-
淡い光に照らされて
僕は今 歩き出す
月明かり 覚束ぬ足取りで
消えた涙を嘆きながら
仲間と次々にはぐれては
押し殺した感情で奮い立つ
小さな僕は 大きな想いを
暗い暗い森を進み
気がつけば仲間は散り散りに...消える空へ
-
さまよう さまよう
荒れた世界
さまよう こわれる
くすんだ世界
こわれて 泣き崩れた
明日はもう要らない
つらさが弱さを生んで
弱さが悲しみを生んで
悲しみが苦しみを連れて来る...雨空、夢夜に視た雫
-
手枷 足枷
鎖を繋いだまま走り出す
重枷を引きずって旅に出る
堪えた重さを必死で抱えて砂を掻き分け
涙の海を歩いて渡る
枷の重さに沈みゆく
背に負った傷がまた重たくて
もがれた翼
白い羽根を毟って降らせど...手足の枷は重たく刻まれて
-
黒を求め過ぎて
飛び込んだ闇の先
求めた光は黒く赤く仄かに輝き
僕の体を蝕んだ
真っ白なその素肌に
永久なる孤独の闇を背負い纏って
この世の全てを悪と決め付け
欺瞞さえをも吐くことを躊躇った
消え去ったその空は...空蝉デカダンス
-
暗闇で 助けを求めて
暗闇で か細く叫んで
暗闇で 涙を流した
光の糸を掴もうと空を掻く
光は糸であって糸でない
光なんて掴める筈も無い 暗闇へ
光の無い世界
音がした
幽かな音...常闇と穢れた白と
-
真っ暗闇で 独り 叫ぶ
声にならない声 張り上げて
嗚咽を混じらせ
咽び泣く
瞼を閉じても 開いても
其処に在るのは同じ闇
暗くて 黒くて 優しく 冷たい
ひたすら見つめる僕の心は
ただただ ニヒリスティックなものに...黒艶やかに、絶望ダイバー、鮮やかに
-
築き上げた高く白い壁
真っ黒なペンキで塗り潰していく小さな自分
崩されぬよう幾つも建ち上げ塗り潰す
黒く 黒く 重ねて 重ねて
いつの間にか時間は過ぎて幾年月
高く厚い黒い壁は小さな小さな砦となって僕を隠す
誰にも見せない真意の底で今も黒を重ね続ける
黒く 黒く 何処までも
寄り添う誰にも解らな...壁と拒絶
-
自虐を広げたパノラマに
褪せたインクで描く理想
儚く脆く仄かに映る
乾いた瞳に優しく融ける
長所を詰め込んだ黒い箱は
哀しみで綺麗に包装されて
見えなくなって消えてゆく
霞んで全てが無に還る
何もかもが曖昧で...架空現実の永遠
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強きは心 弱いは魂
厚く塗られた壁の向こう
見せぬ涙の其の裏側で
君は何を思いますか?
還らぬ過去に思い馳せて
見えぬ未来に夢褪せて
哀しみ辿る道を行く
恐怖の向こうに翳した刃
胸に突き立てれば流れる赤...嘲笑遊戯-チョウショウゲェム-
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掴めぬ夢は褪せていって
小さくなって震える子猫を抱きかかえては
そのか弱さを知り得ぬだろう
暗闇の中で感じた痛みは
頬を伝って流れ落ちた涙のように
僕を引き裂いて堕ちていった
瞼の裏に映った優しさは今はもう唯の霧となって
僕の苦痛を逆撫でるばかり
此処に居る意味を消していく...冒涜スル世界