暗闇で 助けを求めて
暗闇で か細く叫んで
暗闇で 涙を流した

光の糸を掴もうと空を掻く
光は糸であって糸でない
光なんて掴める筈も無い 暗闇へ

光の無い世界
音がした
幽かな音
涙が頬を伝う音
自分が啜り泣く か細い声
何時の間にやら 無音の世界に迷い込む

光を失って 音も失って
手探りで前進し続け
気がついてみたら 穴の中
出口も入口も 其処には無かった


どれほどの刻
こうして佇んでゐただろう
涙も声も 涸れ果てて
何も無い世界に 溶け込んだ

気がついてみれば 光の世界
真っ白で 偽りだらけの 汚い世界
恐怖と息苦しさに身悶えをして
好んで闇に取り憑かれた


失ったものは 二度と戻らない

キレイな世界を壊す為の鍵は僕

二度と戻らない 感情を胸に

さぁ 扉を

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

常闇と穢れた白と

これまた一冬の引き籠り時代の一品。

閲覧数:55

投稿日:2008/12/09 19:36:00

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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