淡い光に照らされて
僕は今 歩き出す

月明かり 覚束ぬ足取りで

消えた涙を嘆きながら
仲間と次々にはぐれては
押し殺した感情で奮い立つ

小さな僕は 大きな想いを

暗い暗い森を進み
気がつけば仲間は散り散りに
僕はたった独りで走り出した

もう戻れない "さよなら"の向こうへ

叫んだ喉を引き裂きながら
流した赤を滴らせ
何もかもが擦り切れた

夜空はそれでも僕に微笑む

崖に立ち 身を投げて
空を睨んで 波間に溶けた
僕は水底に深く消えていく

存在意義も 存在価値も
何もかもが 縛るもの
僕らはそれから抜け出したのさ
嘲笑って絶えてゆく


あの日に見た空は
もう二度と 僕に微笑むことは無かった

 

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  • 非営利目的に限ります
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消える空へ

乱文…、。

閲覧数:84

投稿日:2008/12/09 19:42:53

文字数:312文字

カテゴリ:歌詞

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