さまよう さまよう
荒れた世界
さまよう こわれる
くすんだ世界
こわれて 泣き崩れた
明日はもう要らない

つらさが弱さを生んで
弱さが悲しみを生んで
悲しみが苦しみを連れて来る
終わらない明日 抜けられない日常
止まったままの焔の前で
ただ釈然と述べるそれは感情論
虚しくも理論にねじ伏せられて
音に乗せたその想いを霞ませた

さまよう 明日
こわれる 今日
泣き崩れた僕は
雨に打たれて 居なくなる
轟音の彼方に白きを夢見
現の空を仰ぎ逝く

夜空に散りばめた星屑
彼等の引き寄せた輝き
光は何もかもを照らし出す
濡れた頬 伝う幾つもの雫
真赤な瞳 見開いて
あなたがまくしたてるそれは理論的思考回路
説き伏せて口を塞いだ
雨音と涙の涸れる声

さまよった今日も
泣き崩れた昨日も
潰れた想いも 流れる涙も
嘘さえをも照らし出して星は笑う
現の夢夜 掴めぬ願い
絶えぬ痛みをそっと撫でて
夜空に向かって

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

雨空、夢夜に視た雫

夜空が綺麗な田舎町より。

orz

閲覧数:104

投稿日:2008/12/09 19:40:58

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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