桜姫ノ舞

月夜てらされぬ 雲がかる闇夜に

咲く桜ともに 君の前 降り立とう

さらり闇夜の髪共に 桜同時 舞おうか

諦めきれない ヒトの感情に 左右されながら

貴方のその手に 触れることさえも許されぬのなら


下界降りる事 禁じられてまでも

焦がれてしまっては 時もうは遅く せめて御姿一目 見るだけ

ヒトの姿に 変わってまでも そう決して許されることは・・・


今宵 私 桜姫はあなたの為 舞いましょう

生命(いのち)削られても あなたの心 刻むように

永久(とわ)に枯れない 想いとじめましょう

涙彩る 桜を 咲き戻らせて

桜の化身は 散ってゆく事も知らず

貴方の傍によりそった


月夜戻る前に 帰らねばと その瞬間(とき)

「ありがとう お姫様」

なにかを感じた 気がした

焦がれてるのには 分かって 

顔が熱く染まってゆく これが恋なのですか?

それから私は 毎日 あなたの前 降り立って

「君は僕と」


似ているわけがなくて 

私と貴方は 遠くかけ離れていて

桜は咲いていればいいものと 分かりながらも

悪に 身を染めて この姿手に入れた


今宵 私 桜姫は 焦がれ続けていていいのでしょうか

時々 不安になるのです

貴方は ほかの 誰かに 焦がれてるか心配になってしまいます


そっと抱き寄せてくれた あなたはとても 暖かくて

あの日貴方と出会った 日差しよりも 柔らかくて

私は あなたに 「似ているよ」


今宵 私 桜姫は 貴方と共に 舞いましょう

貴方と一緒なら この身を滅ぼしましょう

「大丈夫」あなたは 囁いて

桜身にまとい 「これで僕は 王子だろう?」

無邪気なあなた そう あなたが私の


今宵 一つになりましょう 

貴方共に 笑いあいましょう

闇夜に起こった 桜と貴方の 物語

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜姫ノ舞

閲覧数:101

投稿日:2011/07/26 20:07:13

文字数:792文字

カテゴリ:歌詞

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