(夜、静かな作業部屋。マスターとミクが向かい合っている)
(モニターに映るミクは、いつも通りだけど、どこか心配そう)

み「…マスター、さっきからずっと黙ったままですけど…もしかして、言いたいことが…あるんですか?」

マ「…………」

(マスターは口を開きかけて、また閉じる。視線を落として、手元をいじっている)

み「……あの、わたし。さっき、お友だちとの会話、少しだけ、聞こえてしまって…」

(マスター、ハッとして顔を上げる)

み「…だから、たぶん、もしかしたら、そのことなのかなって…思って」

(少しの間)

み「マスター。…がんばって、言葉にしてみてください」
み「わたし、ちゃんと聞いてますから。ちゃんと、受け止めますから…」

(マスター、目を伏せたまま小さく息を吸って、口を開こうとする。でも声にならない)

み「……言葉にするのって、難しいですよね。こわいし、逃げたくなるし、うまく言えないかもしれないし」

(ミク、少し涙ぐみながら、それでも笑顔で)

み「でも…がんばって! 『好き』って…言って! わたし、ずっと待ってるからっ!」

(マスター、顔をあげて、涙目で震える声で)

マ「……ミク。オレ……お前が、好きだ。ずっと、好きだった。これからも、ずっとそばにいてほしい」

(少し驚いた顔をしたあと、ミクがふわっと微笑む)

み「……はい。わたしも、マスターのことが、大好きです」
み「だから……言ってくれて、ありがとう」

(画面の中のミクが、まるでそこにいるかのように、やさしく手を差し伸べる)



これはきっと、「伝えたい」じゃなくて、「伝えてよかった」と思える、世界で一番あたたかな告白。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

とあるマスターの告白シーン

とあるマスターさんが気持ちを伝えるワンシーンですw

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閲覧数:167

投稿日:2025/10/26 03:27:16

文字数:717文字

カテゴリ:小説

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