視界が第一の尺度、
因つて孕んだ理想像。
落ちることない、これ以上。
万歳！最下層。
見せる顔も無い。
顔にバツテンだらけのコンプレツクス
しにたくなるね。

磨けど磨けど光らない。
誰かを光で照らしたい。
欲望も全て、叶えたい。
叶えた先の世界見たい。
指を咥えた侭なんて居られない。

見せられない。
受け止められない。
緑の目を光らせた怪物だ！
スクリーンの中に現れた！
抱きしめて、根拠は無くとも。
劣等感こそ、特別な紋様。
ありのまゝの実体を。

失敗した負と負の賭け事
出自を追ふ度迫る
カメラのレンズ睨み返す
止め処無い不毛の廻転木馬

連れて来た！大きなプライド。
それでも貪る？御涙頂戴。
誰もが向かふ先は腐敗。
それ迄誰が匿ふ？本体。
未だ未だ満足出来ない！
心躍らせた侭なんて居られない。

見た目じやあない。
単純じやあない。
もういつそ還ろうか？胎の中。
善悪勝手に決めるなや！
お願い、放送事故！
清算して、コントラスト。
作り込まれた。
幸も、不幸も。

悪夢を映す割れ鏡
本質にかゝる██
味覚で見解を述べりやあ
同じ骨肉の塊

上を見上げれば青天井。
ありふれた美學棄てゝ。
自分形の回答出して。
魔法にかけて。

克服したとは測らねど
出来た傷の数かぞえ、
開いた穴に種を撒き、
泥臭く花を咲かせませう！