泣かないで  桜の中、後ろ姿で

春の気怠さ 長い砂利道 何か忘れたような気がしていた
明日、会おうな そう言って別れた 何年経っただろうか 約束を放ったまま

桜色の世界 これが僕らの出会い 大人になることを恐れなかったあの頃


春はうららか それに救われ、涙は拭った 子どもじゃないから
いつかのためだ そう言って始めた 何年去っただろうか 見慣れた桜色の景色は


諦めたはずなのに 春が僕を急かすんだ 窓の外の桜色 それが今、僕を浚う


浅葱の空を舞う 春の欠片を寄せて 忘れたくないことを 春風に乗っけたんだ
桜色の世界 前を向いてただ走って 大人にもなれない 未熟な僕らの色
頬を伝う サクラノイロ

さよならで 桜の跡  明日からまた







以下、音数、読みの確認用 ( )は一音としてカウント
数字はその列の音数


なかないで さくらのなか うしろすがたで 18
はるのけだるさ ながいじゃりみち なにかわすれたようなきがしてた 29
あしたあおおな そいてわかれた (なん)(ねん)たただろおか やくそくおほおたまま 29
さくらいろのせかい これがぼくらのであい おとなになることお おそれなかたあのころ 38

はるわうららか それにすくわれ なみだわぬぐた こどもじゃないから 29
いつかのためだ そいてはじめた (なん)(ねん)さただろおか みなれたさくらいろのけしきわ 36

あきらめたはずなのに はるがぼくおせかすんだ まどのそとのさくらいろ それがいまぼくおさらう 43

あさぎのそらおまう はるのかけらおよせて わすれたく(ない)ことお はるかぜにのけ(たん)だ 38
さくらいろのせかい まえおむいてただはして おとなにもなれない みじゅくなぼくらのいろ 40
ほほおつたうさくらの いろ 12

さよならで さくらのあと あしたからまた 18

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

サクラノイロ

桜に出会い、桜に別れたあの頃の話

ryota01さんの歌詞募集に書かせていただきました。

閲覧数:284

投稿日:2023/03/12 00:10:05

文字数:800文字

カテゴリ:歌詞

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