レザーが揺れる
黒い光沢に身を委ねれば
無意識に拒否を演ずる身体から響く
論理と理性の弱さ

嗚呼、痛感

コートハウスでコートドレスを破く
そんな下らなくも熱い妄想に踊っては
はち切れる期待に胸が咲かす
純愛のカトレア
キスで移しておくれ愛の蜜

受粉しよう。受精しよう。受容しよう。受信しよう。
受灌しよう。受洗しよう。受肉しよう。受胎しよう。

コートハウスでコートドレスを破く
そんな下らなくも熱い欲望に踊らされ
はち切れる期待が胸に咲かす
黒ずんだカトレア
もっと味わわせてよ君の蜜

言いたくもない意味のない
発狂と侮蔑の境目の声で
やがて最期虚しくなるまで
もっと強くひきちぎる位
溢れ止まない透き通る
誕生も死滅も一瞬の喜劇
だからずっと愛しい気持ちで
堕ちて堕ちて消えていく夢を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

宦歌

閲覧数:94

投稿日:2013/02/10 23:37:27

文字数:348文字

カテゴリ:歌詞

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