背伸びをしたまま歩き続けていた
甘えを捨てて声を殺していた

熱を遮るのは誰
無意味な涙が流れる
冷めた頬に気がついても歩き続けた

だけどあの背中で目を閉じてたときは
ただの子どもでいられた
温かく思えたあの背中だけが
涙を許してくれた

わかったフリして諦めさせていた
優しい夢に指を咥えながら

目を背けても消えなくて
目を閉じれば朝が来て
見捨てられて傷ついても歩き続けた

だけどあの背中で目を閉じてたときは
ただの子どもでいられた
温かく思えたあの背中だけが
居場所を与えてくれた

こんな気持ちのまま死ねればいいのに
微睡みに包まれた気持ちのまま

いつかあの背中で目を閉じてたときは
ただの子どもでいられた
今も覚えているたった一つの記憶が
僕を支えているよ
ずっと大事な記憶

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

bear

閲覧数:79

投稿日:2019/12/23 21:14:05

文字数:346文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました