僕はあの大きな空に比べたら ちっぽけだ
心も、体も、目も、口も

いつもずっと眺めていた
飽きることなんて一度もない
ただずっと 青い空が黒く変わるループを

小さなこの目に 映った
赤、黄色、白、緑、青の
輝く小さな点を

誰かが教えてくれた
「あれは星というものだ」と
僕はその日から星を見つめ続けた

チカチカと瞬く星は
僕に何かを伝えようとしているのだろうか?


ある日、星は見えなかった。
いつも見ていたあの星は 消えてしまった

どんなに探しても、何度見ても なかった

星はひっそりと生まれ、
輝けるだけ輝き、
そして綺麗にその生涯を終える

まるでちっぽけな僕みたいだ


僕はもう星を見れない
大好きな星空
大好きな夜空
大好きな青空
大好きな大空
さようなら、また会えるかな


ちっぽけな蛙が見た夢のお話

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

the story

2008.03.25.
テーマ:星と蛙

モチーフは、宇宙に散らばる星達や銀河系の写真です。
見てて不思議な感じになります。
歌詞の中に出てくる「誰か」はレンでもいいなーと思います。

自分よりも小さな瞳を持つ蛙が見ている星空は、きっと私たちの何倍も大きいのです。
自分よりも小さなその身体の蛙が見ている星空は、きっと私たちの何倍も高いのです。

きっと。

閲覧数:45

投稿日:2008/07/01 17:34:39

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

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