夜はまだ明けない
暗闇で奏でる歌

見つけたい
見えない光
反響する音
その響きで君を確かめていた

四十六億 果てしない旅
駆けてきたから世界を捉えられた
生きる意味を問い始めた僕らは
浮かんだ星の動きに意味を見出した

海流を伝う歌
波際は世界の狭間

飛び跳ねた大きな身体
全てに意味はあるだろうか
収斂する生命

両目で捉えた光はまだ
瞼の裏で泣いている
届かないから
残された僕らは歌を響かせ
浮かんだ星を喩えて
讃えて繋いだ

適応する身体
淘汰される生命
その果てしない巡らせの中で
見つけた光
消えて久しい
あの輝きは幻か
それか諦めきれない夢か
自ら問い続ける

色の付いた身体
発光する生命
それらは見つけてもらうためで
それでも見つけてもらえなかったら
見失ってしまったら
見えなくなってしまったら
だから歌を歌うんだ
僕らは歌を歌うんだ

響く旋律
標の歌
呼びかけていた
誰かを見つけるため
そうやって呼び合う僕らは出会えた
浮かんだ星の動きで方角を測る
そんな風にいつも見えないものを知る

旅はまだ途中だ
もう行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

エコーロケーション

閲覧数:2,734

投稿日:2020/09/18 19:28:00

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました