この荒野の片隅に 秋に捨てられし 望む 幹線道路沿いの
劈くガードレイル 涸割れたまま 曇天を仰ぐかぼちゃ
黄砂の霞む車窓に 映る山吹色の憐れみを
手の届かぬような所処へ進んでしまったあなたにも 嗚呼 どうかこの存在を覚えていてほしい
かぼちゃ
電車の席で 君の隣 鎮座しているそいつも かぼちゃ
したたかな陽だまりの庭で君の背丈を抜かした かぼちゃ
手の届かぬような所処へ進んでしまったあなたにも 嗚呼 どうかこの存在をまたいつか思い出してほしい かぼちゃ
かぼちゃ
緑色をしたそいつも 水分の多いやつも
ナッツみたいな形した猪に食われているその親友も かぼちゃ
嗚呼 その果肉の中には微かな種と 無限大の星座
手の届かぬような所処からでも またいつか思い出してほしい かぼちゃ
天下の最果てに 誰も気付かれず 横たえる不法投棄場に
飛んでく金属音 地にも還れぬまま 閑を啜るかぼちゃ
怨嗟で荒む視界に 映る爛熟色のアクセント
手の届かぬような所処で日和ってしまったあなたにも 嗚呼 どうかこの存在を覚えていてほしい
かぼちゃ
秘密の近道 川の飛び石の中どれか一つが かぼちゃ
いつも通り過ぎるデパートの壁埋まってるこいつも かぼちゃ
手の届かぬような所処へ進んでしまったあなたにも 嗚呼 どうかこの存在をまたいつか思い出してほしい かぼちゃ
かぼちゃ
八百屋の店先 居座る 鮮やかなそいつらも
今あなたがまさに口にした黄色いペースト状のそれも かぼちゃ
嗚呼 その記憶の中では路肩の廃棄物だったろうか
嗚呼 どうかその轍で地面に ただ叩きつけないでほしい
かぼちゃ
電脳の浮世で 最近見かけるやつも
成層圏の外の側から星を降らしているあいつも かぼちゃ
嗚呼 その中身の星座がいつの日か地に着いて 繋がるだろう
嗚呼 ふと見かけたその頃には またいつか思い出してほしい かぼちゃ
かぼちゃ
Kabocha 歌詞
ボカロ楽曲『Kabocha feat.初音ミク』の歌詞情報です。
歌ってみた等、お気軽にご利用ください(*⌒ ⌒*)
niconico▶https://www.nicovideo.jp/watch/sm43125115
YouTube▶https://www.youtube.com/watch?v=JEcp8T044Rc
▼歌詞・音源データ(Google Drive)
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<2>...日本神話 スサノオ

のづたかし
繋いだ言葉を
描いた景色を
僕の歌に乗せて
刻む時計の針
昨日へと変わる日々
味気ない日記の色
眺めてはまた 間違いを流す
出会いを恐れては
別れを重ねるだけ
1つ また1つと...フューチャーメイカーズ_歌詞

ShiBa
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