群青の絵の具 乾いた筆に乗せて
一筋 描いた雲が 御空の瑠璃に溶ける
汽笛の声を 潮(うしお)の風が運ぶ
濃紺の水平線に 光が

朝陽の生まれ落ちた 刹那の時に
悠久の空も海も 朱(あけ)に染まりゆく


白んだ空に 蒲公英の綿毛 揺れる
日傘のような羽を広げて

微かな吐息 それが 移ろう合図
小さな気球達は 長い旅に出る


夕立の水鏡に 映じるものは
沈んだ雲を抜ける 光の帯
七つの色の橋が 私を照らす
散らばる水の粒を 風が攫いゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

うつろい

また一つ、季節が移り変わっていく。

りふらさんのご依頼により、イラスト先行で書かせていただいた歌詞です。
本当にありがとうございます!

前日に動画が投稿されましたので、よろしければ関連動画からどうぞ。

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投稿日:2015/05/17 01:59:25

文字数:222文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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