季節はずれの冷たい風が 肌を撫でる
見上げた一面の空が やけに眩しく思えた日
調子はずれの歌が ふいにこぼれる度に
君が合わせてくれるから 二人で笑えた

隣にいることが どこまでも自然で
ずっとこんな日が続くと 本気で思ってたよ

誰よりも近くにいると思ってた
でも僕には 気づくことが出来なくて
星空に嗤われても 何も言い返せない僕は
そのままずっと 息も出来ずに ただ立っている
立っているんだ

急に暖かくなった夜も 僕はひとり
見下ろす街並みは遠く やけに淋しく思えた日
調子はずれの歌が ふいにこぼれたけれど
君は隣にいないから 静けさが満ちた

こうしていることも、いつの日かは慣れて
しがみついている記憶も 色褪せてゆくのかな

二人して空にあふれる星を見た
この世界の 全てを手にしたようで
そんな勝手な思いは きっと僕だけのものだった
それでも僕は 君の隣に ただ立っていた
立っていたんだ

誰よりも近くにいると思ってた
でも僕には 気づくことが出来なくて
星空に嗤われても 何も言い返せない僕は
そのままずっと 息も出来ずに ただ立っている
立っているんだ


▼かな表記です▼

きせつはずれのつめたいかぜが はだをなでる
みあげたいちめんのそらが やけにまぶしくおもえたひ
ちょうしはずれのうたが ふいにこぼれるたびに
きみがあわせてくれるから ふたりでわらえた

となりにいることが どこまでもしぜんで
ずっとこんなひがつづくと ほんきでおもってたよ

だれよりもちかくにいるとおもってた
でもぼくには きづくことができなくて
ほしぞらにわらわれても なにもいいかえせないぼくは
そのままずっと いきもできずに ただたっている
たっているんだ

きゅうにあたたかくなったよるも ぼくはひとり
みおろすまちなみはとおく やけにさみしくおもえたひ
ちょうしはずれのうたが ふいにこぼれたけれど
きみはとなりにいないから しずけさがみちた

こうしていることも いつのひかはなれて
しがみついているきおくも いろあせてゆくのかな

ふたりしてそらにあふれるほしをみた
このせかいの すべてをてにしたようで
そんなかってなおもいは きっとぼくだけのものだった
それでもぼくは きみのとなりに ただたっていた
たっていたんだ

だれよりもちかくにいるとおもってた
でもぼくには きづくことができなくて
ほしぞらにわらわれても なにもいいかえせないぼくは
そのままずっと いきもできずに ただたっている
たっているんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

バルコニー

久々に応募ではない詞を書いてみました。
もし宜しければ、曲をつけていただけたら嬉しいです。

構成は

Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→サビ

を想定していて、ボカロはミクが合うかなとは思っているのですが、自由に決めていただいて大丈夫です。
歌詞の変更も可能ですので、お気軽にご相談ください。
宜しくお願いします。

 □ □ □

2011/01/04
ぜろさんに、素敵な曲をつけていただきました。
ありがとうございます!
http://zoome.jp/polyphonicy/diary/2

閲覧数:1,299

投稿日:2010/06/08 03:10:35

文字数:1,068文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • Yukariba

    Yukariba

    ご意見・ご感想

    とてもお上手ですね。勉強になりました。

    2010/12/27 12:11:11

    • Rakushi

      Rakushi

      温かいお言葉、ありがとうございます!

      2010/12/30 20:21:24

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