雨上がりの早朝 世界はまだ蒼く
くすぶる想いは熱いまま
濡れた髪から雫
もう夜明けはすぐそこに居るのに
眠らないはずの街 瞼はまだ閉じたまま
息を潜め立っている僕は
切り離された世界で
もう明日の夢をみて目を見開くよ
午前四時の魔法あるなら
儚く脆く 視界は真っ白
スタートダッシュの準備は出来てる
今すぐキミのとこまで走りたいのに
信号機は赤のまま眠ってるせい
戸惑いを空へ投げつけた
空気中の水分が 胸いっぱいに満ちる
抱きしめて砕ける幻なら
奥底まで沈めて
例えばなんて言ってられない
午前六時の舞踏会さ
霞み歪む 迷宮は真っ黒
空っぽの嘘が僕を邪魔している
まだキミのもとへたどり着けない
停止線が僕と平行に延びてるせい
間に合わなくなるその前に
午前零時に消えてしまっても
揺らめく気持ち 確かに掴んで
地図なんていらないの気付いたよ
標識の後ろで悪あがきしてるキミに
太陽が昇る前にフライングで
おはようと笑うから待っていて
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所詮僕らは人間だ
硝子の破片を丁寧に拾っていては
誰だって生きづらいだろう...publicdomain
Kurosawa Satsuki
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