朝目が覚めると
凡庸な景色
別段新しくもない
正しさなんて求めていないし
少しの嘘が丁度良い

貴方の為に伸ばしてた髪を
誰かが撫でても
空虚な夜に私が泣いても
貴方は気付かないのでしょう?

電話越しの声だけで
寂しさは誤魔化せない
触れない距離に意味も無いわ
確かなものなど
一つも無いと言うのなら
「絶対」なんて言わないで


優しさなんて別に欲しくない
独りの夜も慣れてきた

「逢いたい」
なんて今更言えなくて
「愛して」
なんて尚更ね

貴方がくれた指輪もピアスも
言葉も何もかも
冷めてしまえば
あの日の私の気持ちも価値が無いのでしょう


指先絡め合う夜に
溺れてるだけで良いの
愛が無い事は解ってるけど
偽りの優しさでも良い
ただ抱き締めて欲しい
切ない程堕ちてゆくの

明日を期待出来る程
無垢でもないし強くない
信じられる自信も無くて
いつの日かこんな関係にも
終わりが来るのなら
約束なんて要らないわ


貴方の煙草の匂いが
残ってるこの部屋で
独りの朝を迎えるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【結月ゆかり】胡蝶【歌詞】

13年09月10日投稿
【結月ゆかり/胡蝶】の歌詞です。

閲覧数:125

投稿日:2014/06/03 03:26:22

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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