始まります きらめく祭典
熱を帯びては たけなわの候で
皆 にこりと笑いながら牙を
尖らせているんだ
「伸びるためのセオリー」に沿って
味のまるでないガム ずっと噛んでいる
まやかしの囁き 絡まりながら
キャッチー探し 暗中です
こだわりと俗に覆われた
泥臭い路地裏の隅で
僕は悩みの種の開花を信じて
水を撒いてんだ
勝ちと負け 白と黒
鮮明な評価に 苛つきが山積
ほら アルゴリズムの女神は
思わせぶりな態度をとるだけです
賢者が語るに 初動と運が
必要不可欠であるらしい
あぐらをかいてる事実を
毒として撒いてんじゃねえ
あーもう
破壊してしまえ そんな微塵もいらないもの
胸の奥の奥の奥で
求めている価値は ここにはないだろ
その手で殴れ そして切り刻め
こんな悲観も 諦めさえも
スクラップの山の頂に 檸檬の実がひとつ
"僕"の破壊のその先に 創造がある
始まった泥沼の祭典
猫も杓子も競い合う光景
僕のいる現在地点が
如実に可視化されていく一方です
お互いの親睦を兼ねた
広告と政治 膨らんでいる
世界を動かす数字の山を
君はどう思うんだ なあ タイラー
作曲家上がり 期待の新人
引っ張りだこの有名絵師
巨大資本のきな臭いオードブルを
リスナーは嬉々として頬張る
「こんな活動者にはなりたくない」
という活動者に育っていく
また汚いものばかり手に掬い
呑み込み俗物と化した僕だ
あの時あの曲に 受けた衝撃で
生まれた僕に ずっとはぐらかしを続けて
狡猾に生きている
愛したい 幼稚な僕の二律背反を
反骨も迎合も同じくらい 熱を抱えて
それでもなお立ち上がるんだよ
創作の外側の雑味は ゴミ箱に捨てちまえ
くだらないものなんかに惑わされるな
その宝を世に出すことが等しく美しい
信じてみろ 自分の感受性を
あーもう
破壊してしまえ そんな悪い気持ち取っ払って
胸の奥の奥の奥で
鳴り止まない音は 統計には書かれない
その手で殴れ そして切り刻め
こんな自分の幻すらも
スクラップの山の頂に 檸檬の実がひとつ
"僕"の破壊のその先に 創造がある
スクラップの向こう側へ
歌ってみた用歌詞・インストはこちら
https://drive.google.com/drive/folders/1308uHWC5ZqX87hETR3goA0WnLtkElVtx?usp=share_link
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