0.5
確かに封鎖された
空間を僕はセカイと呼んだ
そうする事で何もかも
大袈裟に出来るから

1
永遠に続く怠惰な遊戯
ここはまだ閉鎖空間
空間規律なんか無視して
理想へワープする
後ろに蹴ったもう一人の僕
追いすがる手に振り払う手
今日もどこかで有り触れる悲劇

ここはまだ閉鎖空間
通過地点だと誰かが言った
最終目的地は誰もしらない
規律に縛られる前に次へ

この先もきっと閉鎖空間
僕は全てをすっ飛ばして
最終目的地にたどり着ける
そんな日が来ると信じてた


「空間規律 空間とセカイ 世界を構造する粒子
コントロール不能な感情の 流れつく先は………?」

1.5
セカイの真実なんて不条理なモノだらけだ
正論は口先ばかり
覗いてみたこのセカイの規律とやらは
とても歪で
小さい頃の僕にはそれが
神様に見放された人が
冗談で作ったみたいに見えていた

神様を初めて恨んだ
あの夏の夕暮れ忘れもしない
全力の出し方なんて忘れきった僕は
セカイが閉じるのを見た

2
肌で感じた人の視線
思うように生きられない
大きくなればなるほどに
透けて見える空間規律
もうセカイのどこにも
居場所がないと感じた
僕は大空に向かって
屋上のフェンスを乗り越えた

ここはまだ通過地点
閉鎖された空間を
僕はセカイと呼んでいた
そこから逃れる術探して

「もし死ぬなら最期に星を眺めて死にたかったな?
なんてロマンチックな事すら すでに僕は言う余裕をなくしてた」

セカイがもし世界ならば
そこから逃れる術は無い
魂さえきっとどこかで
規律に縛られる運命

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

閉鎖空間  age;14

「閉鎖された空間をセカイと呼ぶことで僕は何もかもを大げさにしたがっていた」

振り返れば迫る日常、雑踏、生きてる価値?、人生、屋上から見た星、フェンス、そして。

いわゆる5月病、そしてまたの名を中2病をテーマに書いてみました。
やっぱりレンイメージでっ!
徐々に女の子たちの出番が少なくなっていってる気がします。はい。

0.5 → サビ
1.5 → Cメロ+サビ

元々は長めの詞でした、前のバージョンで原型の詞を載せています

*絶賛曲募集中

閲覧数:126

投稿日:2009/10/15 18:30:10

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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