去年の今頃 ここを去った
貴方は今 どうしているの
いつも短い文ばかりで
貴方のこと何もわからないまま

揺れる水面に映る月を
貴方も何処かで見ているのかしら
「ウサギが跳ねているよ」と
笑った貴方を思い出すわ

貴方の居る町は どんなところかしら
たまには此処を 懐かしむのかしら
手紙を貴方へ送りたいのに
貴方が何処にいるのかもわからないの

夜風にそよぐ秋の風を
貴方も何処かで感じているのかしら
「もうすぐ十五夜だね」と
笑った貴方を思い出すわ

ああ もう一年経つのね
また一人きりの冬が来てしまうわ

そよぐ風よ 私の歌を
彼に届けて 私の想いを

揺らぐ月よ 道を照らして
彼が此処を 見つけられるように



「もうすぐ帰るよ」

相変わらず 短い貴方からの文を
抱きしめて 月の下
何時までも貴方を待つわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月夜の文

ぽけーっとしてる時にふと思いついた雰囲気をそのままに書いてみた感じです←

文はふみです←

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投稿日:2010/11/29 23:49:55

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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