私の手を引き走るあなたは
当ても無く息を切らすあなたは
一体どこに向かってるのでしょうか
あなたを信じていいのでしょうか
後ろを振り向き確認するも
暗闇の中じゃ何も見えない
ああもう少し走り続けて
あなたがこの手を離す時まで

自分がよければなんて大人は
何より残酷あなたは言ったね
大人だけじゃないそう思ったのに
どうしてだろう言えずにいたんだ

あの日の私達運命の瞬間
木の影でつまづき転んだ瞬間
残酷な大人の目つきが変わり
あなたは私の手を握ったんだ

私の手を引き走るあなたは
当ても無く息を切らすあなたは
どこに向かっているのでしょうか
あなたを信じていいのでしょうか
後ろを振り向き確認するも
暗闇の中じゃ何も見えない
ああもう少しだけ走り続けて
あなたがこの手を離す時まで

分からないこれからどうすればいいのか
分かりたくないこれからどうなるのか
「大丈夫だよ」どこにも根拠がないの
ねぇそれならばいっそのこと

必死にもがいて叫ぶあなたは
あなたに背を向け逃げる私は
どれだけ醜かったのでしょうか
どんな顔をしていたのでしょうか
後ろを振り向き確認せずに
暗闇の中を私は走る
ねぇ残酷な私を許してよ
私の事を愛してるならさ