今日もただ息を吸って吐くだけの日々なのに
なぜこうも簡単に色づき、儚く消えてしまうのだろう
考えなくても、思い出す
春風の匂い
ただ ただ感じている
その温もりを

街が温もりを覚えはじめ
色がつき始めた頃
花が咲いて散りゆくように
この想いも消えてしまえばいいのに

ただ消えない日々を
想って 抱いて
水を与え続けてしまうの
芽生えることなどないこと
知っていたのに
信じ続けてしまうのは
なんででしょう
これも全部
春の悪戯ね

明日もただ朝を迎えて寝るだけの日々なのに
切なさを簡単に置いて、ひとりぼっちにするのだろう
わからなくても 覚えてる
アネモネの香り
ただ ただそばにいた
その記憶に

人が街を行き交いはじめ
春が咲き始めた頃
花が枯れてはまた咲くように
この想いは芽生え続けてしまうの

ただ消えない日々を
吸っては 戻して
愛にトドメをさせずにいるの
咲くことのない花に
全てを誓って
追い求めてしまうのは
なぜでしょうね
これも全部……


The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every time we fall.o

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投稿日:2020/03/06 20:18:02

文字数:604文字

カテゴリ:歌詞

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