迷いなく進む世界前線が映した青色を透過した
忘れた貴方を思い出すように問いかける、朝焼け

朝奪い踊るこの世界は自分に無い物で満杯で
光が空を思い出す前に掴んだ感覚は幻想か?

変わらない、戻れない昨日に焦がれど
進めないことなど嫌でも分かった
燻る思いが無価値な物でも
強く願ってしまった。

叫ぶように、消えぬ様に
僕らは存在証明を
描いた昨日の追い風纏って
明日へ繋がる線を望んだ
溶かす様な、穿つ様な
言葉で塞いだ感情を
癒えない苦痛も
浮いた泣き声も
明日に抱いた恐怖さえ
歌わせて

明け方を綴る未来前線が映した青色は鮮明で
暗闇の中を進んで行こうが構えているのは
劣情だった。

情けない、不甲斐ない自分を呪えど
届かないことなど嫌でも分かった
僕らの言葉が無意味な物でも
吹き込む向かい風だって
足掻く様に、

放て声を。

叫ぶように、消えぬ様に
僕らは存在証明を
大丈夫、時間はまだ足りるから
見えない物を見に行こうぜ。
溶かす様な、穿つ様な
言葉で塞いだ感情を
含んだ鼓動も
触れた熱情も
過去からどうしようもなく続く未来まで
飛ばして行け。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

風纏い 歌詞

閲覧数:258

投稿日:2023/12/13 18:04:29

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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