どうして泣いたのだろう
雨のあと 手を引いて
仄霞む橙の空 逸らせず見詰めていた

ちいさな世界を数え
喜びと悲しみを ひとつずつ並べてきたの
何かになりたくて

繋いで 結んで 解けて 離した

巡る季節の中で
香れ、それぞれの花よ
傷むこころもいつか
芽ぐみ、笑顔咲かせるよ


どうして泣いたのだろう
夜明け前 手を握り
白みゆく東へ向かい 言葉も交わせぬまま

おおきな世界を知れば
単純な複雑が 少しずつ積み重なって
解らなくなっていた

壊して 崩して この手で 失くした

巡る季節を越えて
香れ、とりどりの花よ
伝う涙もやがて
沁みて、笑顔咲かせるよ


ふたたび 繋いで やさしく 咲かせて

巡る季節の中で
香れ、それぞれの花よ
蕾むこころはいつか
キミと、明日を咲かせるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

花香

タイトルを先に思いついてそこから広げていきました。
やわらかでやさしい詞を目指しました。

ちなみにタイトルの読み方は「かか」です。

前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

閲覧数:101

投稿日:2009/01/25 02:42:01

文字数:347文字

カテゴリ:歌詞

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