[1]
(サビ)
始まりの記憶 君の記憶
君は僕を知らずとも
か弱き人の世に在る 僕の片割れ
その華が枯れ落ちるまで きっと


(Aメロ)
男神は人に恋し 女は児を産む
相似なる妹背 男は神へ 女は人へ

(Bメロ)
夕闇交じ入る 真葛
神の庭から人の庭
階降りて 影より見やる

(Bメロ)
人の子交じ入り 遊び居る
女童こそ 姉御許
吾に気づき手を伸べて 綻ぶ君の華の顔(かんばせ)


(サビ)
感情の記憶 君の記憶
君は僕を知らずとも
瞬き生の世に在る 僕の半身
その華がまた芽吹くまで ずっと


(Aメロ)
龍脈淀み 偏る火徳
火侮水招くは 旱魃の嘆き

(Bメロ)
天巡り地響く 君の歌声届けども
父は泰山 君は現人
「人の庭に及ぼすことまかりならん」

(Bメロ)
勧請できぬ 姫神子の
貢げる物は 己の身
そうと決まりしその時より 姉君の唄は鳴り止むる


(Cメロ)
嗚呼、父神が動くだろう
君が人に捧げられると聞けば

嗚呼、故に君は唄を止めた
怒れる山に村を呑み込ませぬ為に


(Bメロ)
童子は渡る 姫神子を隠す
相似なる面立ち 衣纏う水鏡
神力帯びる指先 舞踊り降る浄化の意思
龍脈整い 招くは水気

(Bメロ)
神掛かりし神子姿 人は静かに頭垂れ
耳を澄まし 神の言納むる
「吾が神子に仇なすことまかりならん」


(サビ)
始まりの記憶 君の記憶
君は僕を知らずとも
同じ世、同じ刻を歩んだ 僕の姉弟
その華がまた芽吹くとき 僕も隣に華を咲かそう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

遊蝶花

和風なリンとレンの物語の歌。
今はボカロで華咲かせていますという話です。
遊蝶花とはパンジーの意味です。

閲覧数:246

投稿日:2009/02/16 18:31:09

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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