#55「応え」
指輪をつけた僕はメイコさん、ルカさん、リンちゃんの過去をみた……
それは僕だけがみることができたようだった…
僕が人間だからなのか…他に理由があるのか……分からない…
そして、その過去は指輪についている宝石の記憶だという結論に至った……
おとぎ話のようなレベルの話だが……妖精の存在がある時点で不思議さが半減する
「で?これであんたもこの世界を抜け出せるようになったわけよね?」
ルカさんが僕を見てそういった…が、正直、僕自身…前と何も変化を感じられない
「そのはずです。では、カイトさん、その指輪を返してください」
メイコさんが僕に指輪の入っていた箱を差し出す
僕は自分の指から指輪をはずし、その箱の中に入れ、メイコさんに渡した
「これで私の役目は終わりました。私は宮中に戻ります」
「え?もう戻っちゃうの?」
リンがメイコを見て、寂しそうな表情をした
「ごめんね…今日は私個人の気持ちでここにやってきたの。だから、宮中の人には何も言ってきてないのよ。」
一国の主が人間のために動くなど…誰にも言えるはずがない……
「だから…早く戻らないと騒ぎになっちゃうの…」
主がいない…そんなことになったら大騒ぎになり、メイコさんも何をしていたのか問いただされてしまう……
メイコさん…かなり無茶なことをして来てくれたんだな……
「リン…しばらく会えなくなるけど、カイトさんと一緒なら寂しくないわね?」
メイコさんがリンちゃんの頭をなでている
「……メイコさん…私…」
リンちゃんがうつむいていた…
寂しくないわけはないんだ……
「リンが大人になって、立派な女性になって帰ってくる日を心待ちにしているわ。」
メイコさんは笑顔だった
「…メイコさん…いままでありがとう」
リンちゃんの目からは涙があふれていて…唇をかみしめている……
それでも、一生懸命笑おうとしていた…
「カイトさん…リンは私たちの妹のような存在なんです…どうか…どうか…よろしくおねがいします。」
女王が頭を下げる
彼女の肩が小刻みに震えている
「わかりました。僕が責任を持って、リンちゃんをお預かり致します」
僕も誠心誠意を持って応えようとした
「じゃぁ、またね。リン。」
メイコさんが顔をリンに見せないように、素早く踵を返すと森の奥に走りだした
「メイコさーーん!!ありがとー!」
リンちゃんも大きな声で後ろ姿のメイコさんに手を振っていた
メイコさんは…最後泣いていた……
リンちゃんの前では必死に笑顔を保っていたが、最後の最後…耐えきれなくなったのだろう…
自分で決めた事とはいえ…家族同然のリンとしばらく会えなくなってしまうのだから…無理もない…
僕はそれに応えなきゃならないんだ
コメント3
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ご意見・ご感想
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ご意見・ご感想
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ミいいいいいいいクうううううううう(狂喜乱舞)
2012/08/26 21:46:47
しるる
私、「さよなら」は嫌いです
「またね」は次があるので、こっちのほうが好きです!
ミク…かわいくかけるかな?ww
2012/08/27 10:17:55
イズミ草
ご意見・ご感想
家族と別れるって、辛いですよね…。
もう一度絶対会えるとわかっていても、もう会えないような気がしますし…。
メイコさんにとって、妹のような存在のリンちゃんが、自分は見に行くことのできない所へ行ってしまったなら、余計。
やったああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
今から超超超超超超楽しみです!!!
ツンデレン!!
2012/08/24 18:51:25
しるる
うんうん
リンちゃんはまだ幼いですもんね
でも、気づいてましたか?
おそらく(?)、私は14歳くらいとか【くらい】と書いたつもりです
本当の年齢はどうなのか……フラグとかではなく、私もどうするか決めてないためです←
あ、やばい…レン君がめっちゃ楽しみにされてる…
どうやって見せ場をつくろう……
でも、必ず何かはおこさせます!!←
2012/08/25 18:21:59
ゼロ
ご意見・ご感想
いよいよカイトさんが人間の世界に帰りますね。
リンちゃん・・・泣かなくていいんだよ、リンちゃんは笑顔が一番なのだから・・・
ボクが代わりに優しく囁いてあげるのはほかの皆さんに不快な印象を与えてしま・・・ごめんなさい。
別れか・・・ボクも来年別れの季節を迎えるので思わず同情してしまいました・・・
私事すいません。
ミクが出てくる!やたー!!
2012/08/24 18:16:55
しるる
カイトは人間の世界に戻るのは嬉しい事だけど…
リンにとっては、メイコたちと別れでもあるわけで…
グロリアさんの個性を思いっきりだしてもいいと思いますw
みんなも引いたり、不快なことになんてなりませんよ?ww 保障はしませんけど←!?
ミクちゃんの方針は…例によって決まってませんwww
2012/08/25 18:17:39