透明を泳ぐ
紅の花
蜃気楼が
祭り灯を燻らせた

喧騒は近く
色めいて
瘡蓋から
滲み出すひとしずく

蔓延る熱 傷む躰
知らない間に大人に成った
綻ぶ憧憬 弾けた銀を
小さな部屋から見上げている

花雷よ
温い夜を舞え
恋し傷痕
濡らす惨めな叫声 生きてゆく


薄闇に溶けた
青い春
大切にしすぎた水風船が
音も無く「サヨナラ」


蔓延る熱 傷む躰
知らない間に大人に成った
綻ぶ憧憬 弾けた銀を
小さな部屋から見上げている

命惜しんで 夢を観ていた
ただ夢ばかりを観ていた
泳ぐ紅が 青い春が
小さな部屋を見下ろしている

花雷よ
温い夜を舞え
恋し傷痕
濡らす惨めな叫声 人知れず掻き消されて

白銀の花
燻る灯に咲え
恋し傷痕
叩く無慈悲な大輪 朽ちてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ハナイカヅチ

─花雷(はならい)─
雷の小玉が込められた物。この小玉が破裂すると、大きな高い音と共に白い火の粉を出す。

それは耽る物思いも捨てた夜のこと。

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閲覧数:448

投稿日:2018/07/09 21:33:28

文字数:335文字

カテゴリ:歌詞

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