まいあがっていた
あのころは
落ち込んでいるよ
今日ぼくは
散らかっていた
このへやが
さらにくしゃくしゃに
いま見える
そとはどんよりした空
冷たい風がふきつける
こんな季節に
ひとりでいるなんて
思いもしなかった
電話来ないと知りつつも
にぎりしめてた携帯電話
抱いていた淡い希望
行き場をなくした「もしかしたら」
あのころは もうもどらないの
その時 ふと 窓の外に
目がいった
ひらりひらりと舞い落ちる
少し早いよ
雪の華
ひらりひらりと舞って散る
何を思うの
雪の華
はかないものだね
知ってはいたけど
認めたくない
まだ終われない
届けたいこの思いを
この空の下
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大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
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