あの日聴こえたメロディーは
永遠に流れ続ける


暗い闇の中 光は閉ざされ
冷たさだけが存在していて
寒さに凍えるだけの私は
まだ優しさを知らなかった


「けして一人にはしないよ」と
あなたは笑っていたのに
私を一人ここにおいて
どこかに消えてしまった


信じること忘れた私は
ただそこにうずくまっていた
闇の中 耳に届いたのは
優しく温かな音


あの日聴こえたメロディーは
確かに私の心の扉を開いた
一人じゃないと教えてくれた
いつかまた会えるようにと
この想い抱きしめ
けして消えることのないように祈り続ける


まばゆい光の中 立ち尽くすあなたは
触れれば消えてしまいそうなほど儚いのに
こちらへと向けられる微笑みは
どうしてこんなにも美しいのだろう


初めて愛することを知った
一人じゃないと感じた
誰かを失うことを
こんなにも恐れるなんて


差し延べられた手は
一体誰に向けられている？
問いかけた私に返ってきたのは
力強く確かな音


あの日奏でたメロディーは
けして変わることのない想い
言の葉で紡ぐ確かな気持ち
あなたを愛したこと誇れるようにと
遠い未来を見つめ
いつか笑い合えるように祈り続ける


耳を澄ませば聞こえてくる
愛しいあなたの声
これは現実なのかと
そっと 呼びかけてみる


あの日聞こえたあなたの声は
確かに私の心に響いた
凍えたその心を癒した


あの日聞こえたメロディーは
けして消えることなく
私の心に流れ続ける
もう二度と無くさないようにと
あなたがくれた想いを
いつまでも歌い続ける


永遠に奏で続ける