「赤い糸」がまだ小指に結ばれていた頃
私は「人」ではない恋に恋をしてしまっていた
他人が恋愛をしているのを見て私も
同じ様にそんな感覚を欲しがっていたんだ

簡単に掴めるものには興味が無いわりに
あっさりと掴んでしまった恋に私は
一気に冷めていく事を知ってしまったんだ

人が人に恋をするはずの一つの心理を
私は否定して投げて壊してしまった
今私の隣には誰もいない空きの席が
寂しく泣いていたのを見ない振りしたよ

「赤い糸」が運命を繋ぐ架け橋ならば
私の小指は「黒い糸」で結ばれていたのかも
他人の「赤い糸」が羨ましくて君を
巻き込んで自己満に更けていたんだろうか

容易に掴めたものには執着が無くなって
適当に合わせてしまった恋に私は
嫌悪感と罪悪感に潰されそうになってる

「好き」と言われた「可愛い」と言われた
聞く度に苦しくなっていく私情に
吐気を押し込めて君に言う言葉には
何の意味も持たない悲しい言葉遊びが・・・

甘い雰囲気甘い心遣い甘い口づけ
偽りの私が偽りの恋を覚えてしまった
戻れないよ戻れないんだから

人が人に恋をするはずの一つの心理を
私は偽りの恋愛にしてしまおう
今私の隣には見えない誰かがいるよ
君に見えなくても私には見えているから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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sick of love

MEIKO姉さん第8弾。

人が人に恋をするってどういう事なんだろう。
そんな気持ちを知りたくて懸命に恋をしようとするけれど、
やっと見つけた恋は自分だけを満足させるだけの一方的なもので。
やめられない、やめたくない、中毒になってしまった。

ブラックな恋愛をかきたかったんです・・・

閲覧数:51

投稿日:2010/03/16 19:51:58

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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