『紡いで歩いてく 歌うひとは
 声を枯らしながら 果てを目指す』

紡いで歩いてく 歌うひとは
夢の隙間のきみへ 微笑んだ
答えを探しても 応えはなく
忘れるばかりの世界を怨む (忘れるなかれと思い苛む)

白む空へ暁を投げ 夜を鎮め見送る (白む空、灯りは遠く)
目覚める生命があるなら (きみへ繋がれ)
まだ往こう(さあ往こう)

『未来を描いてく 謳うひとに
 旅路導く星 輝くだろう』

「祈り重ねても届かないきみ」 「どこにいるの?」
隠れんぼはもう終わりと 言えたならどれほど


うかぶ雲に涙すら投げ 天を宥め寝かせる (うかぶ雲、乾くばかりで)
傾く終わりのなかでも (また逢いたいと)
続けよう (まだやろう)
 

『全てを失くしても 詠うひとは
 終わる世界の夢 次を願う』

紡いで綴じてゆく 書物抱えて
静かな風の気配に微睡む

翳る月に灯火を差し 太陽諭し背を押す (翳る月、鏡写しで)
淡雪消える向こう側 (巡れ心よ)
「またあした」

煙る足跡に楔打ち込み 大地刻み名付ける (煙る足跡、残りますよう)
いつしかきみが来たときに (憶えてるから)
解るよう (待ってるよ)

いつしか君が来たなら 「おはよう」を

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紡ぐひと

「またあした」

作詞・KAITO V1 1.0調声:哀婉 
作曲・KAITO V3調声・動画:惑井
KAITO V1 1.1調声:リン代P

1.0 上
1.1 下
V3 メイン

閲覧数:279

投稿日:2023/11/11 17:24:19

文字数:522文字

カテゴリ:歌詞

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