Cicada


ある夏の日
僕の部屋の前で
あるものが
散々泣きわめいてた
短かすぎる
地上との
別れを惜しむかのように


何度もがいたって
もがいたって
免れないさだめ

動き出したら止まらない
歯車を僕はひたすら
ただ眺めている


いつの日にか
どこかの場所で
あのものの
あちらこちらとびまわった
短すぎる
生涯は
閉じられるのだろうよ


何度こすったって
こすったって
消えてくれない汚れ

一度しみついたら終わり
今の僕にできるのは
ただ祈ること



ずっとあの声を聞いていたい

曇りひとつない
青空にもう帰れなくとも

生き続けてください



何度こすったって
こすったって
消えてくれないよごれ

一度しみついたら終わりなの?
今の僕にできること


それはただ祈るだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

cicada

夏ですね。
夏ももう終わりですかね。
少なくとも私は、夏はまだ終わってほしくありません。

閲覧数:61

投稿日:2008/09/09 21:09:15

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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