Blind
投稿日:2011/05/24 20:06:10 | 文字数:324文字 | 閲覧数:364 | カテゴリ:歌詞
かぴばらさんのCDに収録していただきました。
段々思い出せなくなる、あなた
まぶたの裏 焼き付いた光景
剥がれず
きっと泣いてしまう
わかっているから離せなかった
きっと最後になる
わかっていたのに離したかった
あの人はどっちだ
ねえこのまま溶けてくんだろ
その内忘れてしまうんだろ
ねえこのまま溶けられたなら
どんなにどんなに楽だろう
わたしは嘘を、左手には愛を
皮膚には体温を、あなたに花を
どこにもいかないよ
ずっと傍にいるよ
ねえそのまま消えてくのかな
明日はいなくなってるのかな
ねえ記憶も消し去れたなら
どんなにどんなに楽だろう
わたしは嘘を、左手には愛を
皮膚には体温を、あなたに花を
どこにもいかないよ
ずっと傍にいるよ
どこにもいかないで
ずっと傍にいてよ
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D.D,W.L
「眠れないの」 あなた 心配そうに
大きな掌で 髪を撫でたね
やさしくするけれど 痛いんでしょう
似てきた掌で そっと触れたの
ああ ああ
D.D,W.L
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207頁目のソーダ水
悲しいのですか
散らばってる、構造
悲しいのですよ
燻るから、残像
その名前 もう思い出せない
207頁目のソーダ水
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synapse
ビニールハウスで魚は泳ぐ
何れ絶えるとも知らないで
吸い付いたようにわたしの指は
あなたの皮膚から離れない
嗚呼 光る光る群青や
synapse
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dizziness
掌に注ぐ雨 なくさないように
強く握りしめたら わたしも消えた
流されていった影 求めないように
光を堰き止めたら 痛いと泣いた
「さよなら」も上手にできないの
dizziness
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ジレンマシティ
声 エコー
メロウ アロー
射て 凍て 居て。
吐露 ドロー
苦労 スロー
ジレンマシティ
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はらりらら
喉を傷めた曇りの日
音無い声大人しくも
呻き疲れ翳りの陽
映り込んだ窓に自分
何気ない日常はいつでも
はらりらら
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瞼
あなたに逢えるかと 昨日
瞼を閉じてみたばかり
呆れているかな それとも
さよならを云いに来ました
平気だなんて口にして
瞼
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花底に水の束
もうなんにも聞こえない、ね。
どうしてだか君を待ってる
そして声を失くすから
ささくれだった雨の夜を
すくって、すくって
花底に水の束
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ばら
君のこと好きだよ
死んでも多分好きです
ごめんね
光などなくても
ひたすら君を探せる
ばら
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永遠に似た人
煤けた約束を払う手は
きっと今でも変わりない癖に
傷んだ永遠を補うには
まだ足りないと瞑目する午後
瞼を捲れば蘇る 慈しむべき花壇をなぞって
永遠に似た人
かぼちゃを下さい名義で歌詞を書かせていただいている者です。
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