ナイフ・フォーク・スプーン
投稿日:2016/05/15 18:45:27 | 文字数:656文字 | 閲覧数:213 | カテゴリ:歌詞
うろんなディナーに招かれた
客は疎らで 薄暗い店
席について 指を鳴らすと
醜くて 良い匂いのする料理が
運ばれてきたのだ
ナイフ フォーク スプーン
如何にして平らげよう
皿の上横たわる
苔生した僕の人生
刻んで刺して潰して
原型もなくしちゃえば
いや、もう目を閉じちゃえば
見た目なんて気にならないかな
こんな店に招待した
あなたは一体誰なのでしょう
身元不明の手紙たち
机の中 捨てることができず
ひしめき合っている
ここに来たのは初めてじゃない
なんども来たのに思い出せない
知らない誰かと矢鱈 目が合う
料理が運ばれてくるたびに
祈るように 手を合わせてきた
「許してください」と
ナイフ フォーク スプーン
如何にして平らげよう
皿の上見つめ合う
焦げた誰かの人生
鼻をつまんで口に含んで
咀嚼してしまえば
形など一緒なのに
余計な感情 絞り出された
向かいの椅子は空
食器との対話
食事を終え 帰る人
やがて一人 残される
何ひとつ手をつけず
晩餐は終わる
「怒られるだろうなぁ」
一体誰に
臆病者の僕は
やがて飢え死にするだろう
些細な躓きが
ここへ僕を招いたんだ
笑って泣いて歌って
顔に皺を刻んでいく
変わらない幸せを
望んでいるだけなのに
ナイフ フォーク スプーン
如何にして平らげよう
皿の上 取り分ける
必要以上の困難
ここへ来るのはきっと最後じゃない
ポストが空になる日は来ない
誰もいなくなった店で
祈るように手を合わせていた
「頂きます」と
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これはこれでいいのかもしれない
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マチガイサガシ
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