もう いらないや
口に詰めるもの 全部 粘土みたいだ
催した 虚ろの吐き気と嗚咽に箸を投げ捨てても
身体は栄養を求めている
実り始めた どれも
こんなにも 真っ赤に熟れたそれを見る都度に
何でだろう もう二度と昇ることないあの陽を思い出す
今日限りは好き嫌いを許して
放っとけば 勝手に他所の畑に入っていた
なんとなく 甘美で酸い実が成った気がしたのに
何でだろう もう二度と昇ることないあの陽を思い出す
天道に刺されて肥えてそのまま摘まれてった トマト
何も いらないや
見た目 その面の皮 美味しそうでも
高が知れる 中身が渦巻き どろどろと淀むその様は
そのまま僕とそっくりなんだよな
今年も咲いた 夏の 青春も 恋も全部奪い去って行ったのに
何でだろう もう二度と触れることないあの頬を思い出す
こんなに忘れないのはどうして?
ほんとだねぇ 大きさ形 瓜二つだこと
真っ赤だな こんなものが吐き出てしまいそうだ
何でだろう もう二度と昇ることないあの陽を思い出す
天道が刺すような酸い味で傷が抉られた
もう いらないよ
こんな真っ赤な嘘にはもうお腹一杯だ
もう知ってるよ 傍にいること
摘果してくれて ありがとう
TOMATO 歌詞
ボカロ楽曲『TOMATO feat.初音ミク』の歌詞情報です。
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