透明な恋人 

投稿日:2021/07/29 20:35:30 | 文字数:570文字 | 閲覧数:97 | カテゴリ:歌詞 | 全2バージョン

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歌詞です。

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TEXT
 

一人きり、波の音
流るは片割れ星
夜明けまで君を待つ
もういないこともわかってる

「世の中の理じゃ僕たちは救えない」と
二人で逃げたあの夜を
今でも僕は憶えてる。

君の目が僕を見た。
瞳は宝石のようで


君を失っただけ
夏が終わってゆくだけ
それだけで僕の人生は
何も残らないから

夜風に靡いた髪を片手で抑える仕草が
本当、幽霊らしくないね


砂を踏む足音に君の想いが残ってる
本当はね、僕はさ
君がいなきゃなにもできないの

窓の外、花の色
消えゆく君の明け残り
泡のように弾けてく
僕は何を忘れたんだろう

目の色か、口元か
声すらもう憶えてないや
喉の奥、詰まらせた
言葉を失くさないように
蓋をする。

夏が終わらぬように
何度も星に願った。
今日も叶わぬまま
蝉が朽ちてゆく

茜が夜を塗って
夜ももう終わりだって

「私はもう幽霊だから、ずっと一緒にはいられないの。
 でも平気よ。思い出は決して死なないから」

透き通った声が聞こえた。
君はそれだけ言い残して、消えてしまった。


夜に茜がさした。
何時しか僕は泣いていて
涙じゃどうにもならないこと、知っていたのに。

僕は君に会いたい。「私はここにいるよ」
君と話がしたい。 「貴方のそばにいるよ」
君の声が聞きたい。「聞こえないのね」

まだ終わらないでよ。

雨蛙です。曲作って出します。

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    by 雨蛙さん

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