僅かに夢見心地の
桜に焦がれる想い

乾いた空喉嗄らす
吹き荒ぶ風は焼けて
刈り取られた菜の花は
花瓶の飾りとなるよ

野の春さえも歌わぬ鳥は
何を描いているのだろう

(雷鳴焦がす天 真白な風が唸る 静寂も知らず)

鬼灯の実に鬼火を
細かな魂宿す
眠る猫のような温度
手の平で覆う明かりに

水に貼り付けたphotographyには
野に散る淡い菫の眼写す
毒を食らい人の形忘れ
裁きを下すのはインドラの矢

脳内にある鏡に
逆さの灯が映ってる
進化と退化の対価
流転する時間読んで

帳の外 雪娘
野の春を歌っている
白きその身消えゆくは
細き声が消える時
目を閉じるまで歌っていてよ
片手灯消えてしまう

答えの無い問いかけは
すぐに途切れてしまって
吐き出した心にもさ
空気は必要だから

手を離したら真っ逆さまだよ
空気の深み柔らかくて
(歪んだ真珠の音 枯れずに咲き誇るは アマリリス 奏で)

鬼灯の実に鬼火を
細かな魂宿す
眠る猫のような温度
手の平で覆う明かりに

水に貼り付けたphotographyには
野に散る淡い菫の眼写す
毒を食らい人の形忘れ
裁きを下すのはインドラの矢

時間を伴う薬は曖昧
命の時間にChimeは無くて
知らされないまま降り積もるだけ
無くなってくよに降り積もるだけ

(疾風に 浮かんだ 一片 焼きつく 飾ることもなく)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Chime/歌詞

2020年8月9日に動画アップした「Chime」の歌詞です。

Words,sound,picture:LuNaRhyThm
Song:GUMI

動画リンク
ニコ動
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37323701

YouTube
https://youtu.be/r4VsbWgrob8

閲覧数:778

投稿日:2020/08/09 16:44:59

文字数:586文字

カテゴリ:歌詞

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