そろそろ音すら聞こえなくなる頃かな
ドンドン深く沈んでく身体
君を愛することが
君を傷つけることになるならば
いっそこのまま音も無く
消えてしまおうかな

そんなときにいきなり震えるポケット
君からの光が届いたらしい
「いまからあなたに会えませんか?」

「いま俺は深海にいます
静かに静かに落ちていますので
君にはもう会えませんよ」
これを読んだ君は
なにを感じますか?
再びそっと目を閉じる

そろそろ光も届かなくなるかな
ダンダン何も見えなくなったな
君を守ることが
君を苦しめることになるから
きっと二人は海と空
交わることはない

そんなときにまたまた震えるポケット
もう会えないって言ったはずなのに
「いまからあなたに会いに行くね」

いま俺は深海なんだぞ!
必死に必死に選んだ答えは
君には伝わらないのか?
これを読んだ俺が
何を感じるのか
再びそっと目を開ける

電池の切れた携帯電話
輝きを意味を失う
まるで俺を見てるみたいで
手放すことが出来なかった
まるで君を見てるみたいで
離したくないと握りしめた

「ついにここまで来ちゃいました」
一気に一気に全て退けて
海に空が落ちてきたらしい
高度マイナス一万メートルで君は
俺の胸に飛び込んだ
そして君は笑顔で泣いた

そろそろ光は届かなくなったが
俺はとても眩しかった



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

オレオレ・・・え、今深海だけど?

ほんとはネタのつもりだったが
インスピレーションが暴走した

そういやもうすぐ海の日ですね

閲覧数:112

投稿日:2011/07/15 23:21:32

文字数:573文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました