水面に映る儚き思い出は
誰に気付かれずとも密かに此処にある

声なき声は風の音に消されて
物語はまた一つ沈み逝くだろう

物語が忘れられたのなら
我らが掬い紡ぎあげよう
数多の物語は
消えることなく此処にあるのだから

大地を守る歌声は
始まりの森にも響くだろう
赤い月は悪魔を狂わせど
彼は彼の道を歩み続ける

物語に生きることに飽きても
分かちた世界はまた出会う
懐かしき歌が聞こえるなら
それは誰かを癒す力になろう

今もまだ彼らが
「未来」(さき)を望むのならば
私達はそれを決して置き去りにはしない

聞こえる?今も息ずく彼らの声が
耳を澄まして、その声は誘うだろう
「物語の箱」へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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StoryBox -追憶の水-

閲覧数:98

投稿日:2018/12/31 14:26:05

文字数:297文字

カテゴリ:歌詞

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