S
逃げ場のない熱を
冷ますように
降り出した夕立にさえ
僕の心
騒ぐのは 何故でしょうか

A
淡い光に
浮かんでいる午後は
優し過ぎるから
心揺れてしまう

宙(そら)を見上げながら
そっと目を閉じる
傘さしたあなたの
姿を思い出す

B
今はもうその手さえ触れられない
3度目のこの季節が過ぎてく

S
弾く雨の音が
僕の手のひら
奏でるこの音色たちが
ひらり落ちて

聴こえるでしょうか
聴こえるでしょうか
泣いているよな
柔らかくて
温かい、音色

~間奏~

S
終わりのない想い
祈るように
降り出して頬を伝った
ほら涙が

S
弾く雨の音は
あなたのため
奏でるこの愛の歌が
ひらり舞って

聴こえるでしょうか
聴こえるでしょうか
迫る雨脚
僕を急かす
あなたの背中を
追いかけていく

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(曲募集)紫陽花の歌

紫陽花の花言葉の一つに「辛抱強い愛」とうのがあるそうで、結構「移り気」とか「冷淡」とかが有名なんですが、冷たい雨に打たれながら愛する人を想うというイメージで書いてみました!
内容は一見寂しげですが、結構ポジティブです。
よろしくお願いします!

閲覧数:116

投稿日:2018/10/15 23:35:50

文字数:354文字

カテゴリ:歌詞

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